2009年の春、私はシカゴのリノベーション会社を辞めて、ミズーリ州レイノルズ郡の川沿いの土地を購入しました。そこには1930年代に建てられた丸太小屋が3棟ありました。屋根は一部落ちていて、床は腐っていて、配管はありませんでした。2年かけて、ほぼ一人で直しました。

最初に判断したこと:何を残して何を変えるか

改修の最初の仕事は、壊すものと残すものを決めることです。丸太の梁は全棟で残すことにしました。1930年代の職人が手で刻んだ継ぎ手が残っていて、構造的にも問題がなかった。床は全部張り替えました。腐食が進んでいて、安全に使えなかった。屋根は金属屋根に変えました。元の板葺きは風情がありましたが、維持コストが高すぎる。

断熱の問題

オザークの冬は想像より寒い。1月の最低気温が氷点下15度になることがあります。元の建物には断熱材がまったく入っていませんでした。丸太の隙間にチンキング(目地材)を打ち直し、床下と天井裏にグラスウールを入れました。窓は二重ガラスに変えました。この工事が一番時間がかかりました。

配管と電気

配管はEllingtonのPlumber、Gary Hendricksに頼みました。井戸水を引いて、各棟に独立した給排水を設けました。電気はメインキャビンとリバーキャビンに引きました。バンクハウスは最初、ランタンだけで運営していましたが、2014年に電気を引きました。ゲストからの要望が多かったためです。

改修して分かったこと

古い建物を直すとき、計画通りに進むことはありません。床を剥がしたら土台が腐っていた、壁を開けたら配線が想定外の場所を通っていた。そういうことが毎週起きます。シカゴでリノベーションの仕事をしていた経験が役に立ちましたが、それでも想定外のことは多かった。大事なのは、問題が出たときに慌てないことだと思います。

この宿に泊まったとき、梁を見上げてみてください。1930年代の職人の仕事が、そのまま残っています。